ニート(男性)が旦那デスノートを見て元気が出たという話

旦那デスノートを見ると気分が落ち着く。

なんというか晴れ晴れとした気持ちになってくるのだ。見ていると元気が出てくる。時には声を出して笑ってしまったりすることもある。

旦那デスノートとは、投稿者の既婚女性たちが旦那への怒りや怨念をひたすら書き殴る掲示板サイトだ。最近はテレビなどでも取り上げられるようになって知名度が急上昇している。

外部リンク:旦那デスノート

なんでニートの男である俺がこんな気持ちになるのかというと、それは共感から来るものだと思われる。

家族に不満があるにも拘らず、それを解決する術も見つからず、かといって別居することもできない状況にある人への共感。つまり、苦しんでる人が他にもいるという安心感ともいえる。

俺は家に引きこもっている30代の無職なわけだが、父親に対して不満というか一種の拒絶反応のようなものがある。父親も定年退職していて一日中家にいるから余計に始末に負えない。

まあ詳細はまた改めて書こうと思うが、とにかく悶々とイライラしながら毎日を過ごしている。内的対策、外的対策、いろいろと試みたが解決はできないでいる。

たまにニートの親殺しなんて事件を耳にするが「あ~多分こんな感情なんだろうな~」と共感してしまうことさえある。

もちろん最低だと思うし、当たり前だけど本気でそんなこと考えたことはない。嫌いといっても愛情はあるわけだし(この気持ちなんて名付ければいいんだろう)。

しっかし、同居する家族に対してこのような感情があるのは割とキツイ。サラリーマンの悩みでよくある“上司と反りが合わない”ってやつよりもキツイかもしれない。

嫌いな夫と同居する専業主婦の妻、嫌いな姑と同居する専業主婦の嫁、そして嫌いな父親と同居するニート。家にいる時間が長いのに同居する家族との関係に問題があるのは慢性的なストレスとなる。

まあニートは自業自得なんだけどな。

この年齢で親のすねをかじって生きていることがそもそも問題なのはわかってるし、独立すれば解決する話なのもわかっている。分かっていても出来ていない、独立する経済力も能力も行動力もない、自分に腹が立つぜ。

だからこそやりきれなかったりする。

自分自身が身勝手で、キモチワルイし、情けないし、人に言えるようなことではない(だからここに書いてる)。

そんな時、旦那デスノートを見ると本当に心が癒される。自分と同じような問題、いや自分よりももっともっと酷い状態で苦しんでいる人が世の中には沢山いるということを知れる(自分より不幸な人を探すなんてイヤラシイけどさ)。

俺は早く脱出したいわ。

親にイライラするなんて悲しいし、一度は独立したいし、親孝行したい。

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