ワードプレスの神テーマとして名高い「Simplicity」には始めからからSEO設定できる機能が付属されている。
どのような設定があるのか説明していく。
ちなみに、検証したバージョンは2.2.9dと2.2.9fだ。バージョンによって設定項目やデフォルトの状態が異なるかもしれないので一応。
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カスタマイズ画面における設定
ワードプレス管理画面のから「外観」→「カスタマイズ」→「SEO」から設定できる。
それぞれの項目について俺なりに説明する。
フロントページタイトル後にキャッチフレーズを付加
デフォルトでは初めからチェックが付いている。
これは便利そうだからやっておいた方が良さそうだ。というのも、titleタグにキーワードを入れる事ができるから。
例えば、
サイトタイトル→「はぎやま日記」キャッチフレーズ→「ニートが生活改善しながらアフィリエイトで稼ぐための実践記」とした場合、「はぎやまブログ|ニートが生活改善しながらアフィリエイトで稼ぐための実践記」というのがtitleタグで囲まれることになる。
すると、「はぎやま日記」とかいう無意味はキーワードだけでなく「ニート」「生活改善」「アフィリエイト」「稼ぐ」「実践記」なんてキーワードも含めることができる。
さらに、検索結果に表示されたときもブログの概要が分かりやすいのでクリック率も上がるっと。
投稿・固定ページタイトル後にサイト名を付加
デフォルトではチェックが付いていない。
さっきの例でいうと、記事タイトル→「お腹痛いときの対処法」という場合だと、titleタグで囲まれるのは「お腹痛いときの対処法|はぎやま日記」となる。
殆どのブログがこの「記事タイトル|サイトタイトル」ってなっているみたいだ。
アフィリエイト神であるパシさんのサイト(アフィリエイト野郎、株っちゃお)や、全てを超越し神の水野さんのサイト(看護師の転職サイト)なんかもこれだった。
多分、こっちのほうがSEO的に良いってことだよな。多分だけど。
多分って2回言ったな。
にもかかわらず、デフォルトではチェックが外れているのはなんでなんろうか。よーわからん。
んで注意点っていうか覚えておきたいとこが2つある。
1.検索結果に出るタイトルはグーグルが決める
次にタイトルの設定だ。ここは、Googleの検索結果ページに表示されるタイトルを設定するための項目だ。しかし、今では、検索結果ページに表示されるタイトルは Google 側が調整するようになっている。
そのため、「利用停止」の部分にチェックを入れておこう。
引用:All in One SEO Pack の設定方法と使い方
となっているため、検索結果にどう出るかは不明っぽい。
2.All in One SEO Packを導入していると設定されてる
All in One SEO Packを導入しているとデフォルトでこの設定になっている。だからSimplicityのSEO設定でチェックを入れようが外そうがいっしょ。
まあ、All in One SEO Packの設定を弄れば変えれるかもしれんが。
トップページのメタディスクリプション
デフォルトでは空白になっている。
ここに文言を入れておくと、トップページのソースコードを開いたときにある<link rel=”pingback”~というタグの下に<meta name=”description” content=”~というタグが新たに追加され、その中にその文言が組み込まれる。
いわゆる “トップページのメタディスクリプション” ってやつだ。
色んな人のシンプリシティを使っているサイトを見てみるとけっこう空白にしている人が多いようだし、俺も取りあえずは空白にしている。
ただ、シンプリシティではないが、パシさんのアフィリエイト野郎だとトップページのメタディスクリプションはちゃんと設定されていたので、ほんとうはやった方がいいのかもしれない。
というのも、これはサイトのトップページが検索結果に出たときに表示されるの文言にもなる(今のところ高い確率でなる)ので。
何か検索者がクリックしたくなるような文言、あるいはサイトの分かりやすい説明文などを入れておいてもいいかもしれない。
ちなみに、空白のままにしておくと、そもそも<link rel=”pingback”~というタグの下に<meta name=”description” content=”~というタグが追加されない。
そして、その上で(空白の状態で)、All in One SEO Packを導入していれば、検索結果においては最新記事の冒頭文が表示されるようだ。トップページのソースコードでいうと<meta name=”description” itemprop=”description” content=”の後にくる文言。
ただ、All in One SEO Packを導入しつつ、このSimplicityのSEO設定でトップページのメタディスクリプションの文言を入れた場合どうなるかは知らん。
また、All in One SEO Packを導入せず、SimplicityのSEO設定でトップページのメタディスクリプションの文言を入れなかった場合に何が表示されるかも知らん。
あと補足としてなんだが、
文言を入れて保存ボタンを押すと、すぐにトップページのソースコードは変わるが、検索結果にはすぐには反映されない。少し時間が掛かるんだろうな。
まあ、当たり前か。
検索結果の表示はグーグルが決めてるわけなので、クロールが来てからの話なんだろう。
トップページのメタキーワード
ここもデフォルトでは空白。
上で説明したメタディスクリプションもそうなんだけど、メタキーワードってSEOこうかはほぼ無いらしい。じゃあ何のためにあるんだよって感じだよな。メタディスクリプションはまだ検索結果に表示されたりもするけどさ。メタキーワードって何のためよ?
ってことで、他のSimplicity使用者もここは空白のままにしてるっぽい。少なくともクロネコ屋さんのサイトは空白だった。
俺もとりま空白にしてる。
ちなみに何か入れると、トップページのソースコードを開いたときにある<link rel=”pingback”~というタグの下に<meta name=”keywords” content=”~というタグが新たに追加され、その中にその何かが組み込まれる。
分割ページにrel=”next”/”prev”タグの追加
デフォルトではチェック有。
これに関してはよーわからん。どうやら「続きを読む」とかで記事を分割する際に必要な設定っぽい。
俺は続きを読むとかあんまりしないと思うのでどっちでも良さそう。
All in One SEO Packとの競合とかあるのかな?よーわからん。
でもまあ、普通に使えてるしいっか。
大至急取り組まなきゃいけない設定ではないと思う。今は放置で。
詳しく知りたい人はググってくれ。
カテゴリページの2ページ目以降をnoindexとする
Simplicityの内部SEO施策の一環としてSimplicity公式ブログでも推されている項目だ。
•トップページの2ページ目以降
•カテゴリページの2ページ目以降
•タグページ
•アーカイブページ
•検索結果ページ
•404ページ上記のような「検索結果に表示され訪問者が訪れたとしても、すぐに帰ってしまうようなページ」はインデックス登録しないようにしてあります。
しかしデフォルトではチェックはついていない。
なんでだろう。
まあ、バージョンによってここれへんのデフォルト設定は変わってくるのかもしれない。
検索エンジンに伝える日付
「公開日」「更新日」「更新日(更新したら更新日だけを表示)β版」から選べる。
デフォルトは「公開日」になっている。
この場合だと、検索結果に表示される日付は公開日なる “ようだ” 。あ、検索結果に表示される日付ってのは、サイトタイトルの下にある際と説明的な文の冒頭の日付のことです。
検索者が検索結果を見たとき記事の情報が新しいってことを伝えたいのなら「更新日」「更新日(更新したら更新日だけを表示)β版」にした方がいいのかもしれない。
ただ、いまのとことまだ “ようだ” の段階なので、つまり、「公開日」にしたからといって検索結果に表示される日付は公開日に確実になるかどうかは俺としても曖昧なので、しばらく様子を見ようと思う。
投稿ページにメタディスクリプションを挿入
デフォルトではチェック有。
「投稿ページのメタタグに説明文を挿入するか。(※抜粋があるときはそれを使用、ない場合は冒頭の抽出文)」とのことだが、その説明文とやらはどこから設定できるのか不明。
記事ページのソースコードでいう<meta name=”description” content=”~に入る文言のことだろうけど。
投稿ページにメタキーワードを挿入
デフォルトではチェック有。
「投稿ページのメタタグにキーワードを挿入するか。(※投稿のカテゴリ情報を使用)」とのことだけど、これもどこからそのキーワードを入れたらいいのか分からん。
記事ページのソースコードでいう<meta name=”keywords” content=”~に入るキーワードのことだろうけど。
カテゴリページにメタディスクリプションを挿入
デフォルトではチェック有。
これは多分、管理画面の「投稿」から「カテゴリー」を開いたところにある「説明」に文言を入れればいいのかな。
何も入れない場合は自動設定とのこと。
自動設定ってなんやろか。
カテゴリページにメタキーワードを挿入
デフォルトではチェック有。
「カテゴリーページのメタタグにキーワードを挿入するか。(※カテゴリ情報から挿入)」とのこと。
カテゴリ情報ってなんやろか。なんやろなんやろ。
投稿画面における設定
多分Simplicityで出来るSEO設定できる設定画面ってカスタマイズ画面における設定とこれの2か所だと思う。
インデックスしない(noindex)
デフォルトではチェック無し。
糞記事だとおもったらチェックしろってことかな。
俺は使ったことないが。
リンクをフォローしない(nofollow)
デフォルトではチェック無し。
糞リンクばかりの記事はここにチェック入れとけばお手軽に全部nofollow出来るってことかな。使ったことは無い。
そーいや、グーグルの人がアフィリリンクにはnofollow入れといた方がいいって言ってた気がする。うる覚えだけど。
というわけで
まあこんな感じ。
現状で分かっていることを書いただけだから、気が向けば今後も加筆&修正していくと思う。